「会社を創ろう」個人事業主OR会社化どっち? 起業しよう | 2023.03.11 Facebook Twitter 第一章 個人事業主OR会社① ▶購読時間目安10分 ≫ 個人事業OR会社やるならどっち? 起業をするときに、会社法人にしなくても、個人事業でいいんじゃやないと思われる方も多くいらっしゃると思います。では、一体何を基準に会社法人にするのか、それとも個人事業にするのかを決めればいいのでしょう。実はそれぞれにメリット・デメリットがあり、それを把握しておかないと損をしてしまう可能性があります。そこで実際に会社と個人事業とは、どこがどのように違い、それぞれどのようなメリットがあるのか見て行きたいと思います。 ROUND1 VS 税金 個人事業主には所得税と住民税、つまりサラリーマンと同じ税金が掛かってくることになります。逆に会社は法人税・法人住民税・法人事業税が掛かります。税の勉強は改めて経営・収益化塾で解説します。ここでは個人事業主と会社との違いを把握しておいて頂くだけでOKです。 ▶個人事業主の場合 所得税=所得(収入ー経費)×税率 所得税は所得が増えるほど、税率がどんどん上がる累進課税(制度)になります。その為一定額を超えると、会社法人よりも税金が高くなり不利になります。 ●所得税+住民税の税率 ▶会社の場合 法人税=所得(収入ー経費ー役員報酬)×税率 所得税が800万円を超えると税率が一定になるので一定額を超えると、個人事業よりも有利になります。 ●法人税+法人住民税+法人事業税の税率 収入が700~1000万円を超えると個人事業よりも会社の方が有利になります。 ROUND2 VS 経費 個人事業主よりも会社の方が断然経費にできる範囲は大きくなります。よく会社で経費で落とそうという話を聞いた事があるかと思います。当然経費と認められる範囲が多ければ多いほど節税になるので、第二ラウンドの経費面でも会社が有利になります。では具体例を見て行きましょう。 ROUND3 VS(設立)コスト・作業 設立の手続きや社会保険加入、会計に関するコスト、規程の策定等、会社を設立するには、非常に多くの手続き作業やコストがかかります。当然、専門家にお願いして設立の手続きが可能です。それでは実際にどのような費用が掛かってくるのか一例を見て行きましょう。 ①設立費用:15~30万円②赤字でも年間7万円の法人住民税➂社会保険料④税理士・弁護士費用等⓹その他 設立コストやランニングコスト、作業は断然、会社設立の方がかかってきます。次回はもう少し詳しく個人事業と会社の違いを見て行きたいと思います。 日本BLOG村・BLOGランキングに加入しています。この記事が参考になったらお手数ですが下記をポチっと押して頂いても宜しいでしょうか。宜しくお願い致します。
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